侍J 決勝の相手は韓国!今井が満を持して先発 井端監督の初タイトルなるか 17年第1回大会と同カード

[ 2023年11月18日 22:30 ]

アジアプロ野球チャンピオンシップ2023   韓国6-1台湾 ( 2023年11月18日    東京D )

<韓国・台湾>初回、韓国の盧施煥(ノ シファン)は先制適時打を放つ (撮影・西川祐介)
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 18日に予選リーグ第3戦が行われ、韓国と台湾が対戦。両軍とも1勝1敗として臨み、勝った方が決勝に進出する一戦を韓国が6-1で制した。この日オーストラリアを下し、3連勝となった日本代表「侍ジャパン」の決勝(19日)の相手は韓国に決まった。

 今季韓国リーグで本塁打と打点の2冠王に輝いた4番・盧施煥(ノ・シファン)が、初回に先制打を放った。「一試合一試合勝つために頑張りたい。私は打席で集中する」と語っていた主砲が、1死一、三塁から左前適時打。前夜は日本に敗れて予選リーグ1勝1敗となったが、2回も4安打を集中して一挙4点を奪った。投げては先発の元兌仁(ウォン・テイン)が好投。台湾は楽天を自由契約となった王彦程(ワン・イェンチェン)が先発したが、韓国打線の前に5失点。打線も1点を返すのが精いっぱいだった。

 決勝は19日午後6時にプレーボール。WBCに続く国際大会連覇が懸かる一戦。日本は西武・今井が満を持して先発する。今季はレギュラーシーズンで自身初の2桁10勝(5敗)をマーク。オーバーエージで選出され、早くから決勝での登板が見込まれていた。

 韓国とは17日に続いての再戦。その際は万波の本塁打などで2―1で勝利した。井端ジャパンの初タイトルへ、宿敵を倒してアジア王者となる。

 韓国は3月のWBCの1次ラウンドで敗退し、世代交代を掲げている。10月のアジア大会(中国・杭州)金メダルメンバーが今回は多くメンバー入り。前夜に日本に敗戦した後、柳仲逸(リュ・ジュンイル)監督は「台湾戦に勝って、また日本と戦いたい。次は攻略したい」と静かに闘志を燃やしていた。

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