史上最長の3連覇を目指した大阪桐蔭が初戦敗退 ラマル「しっかりと守らないと」

[ 2023年11月18日 06:00 ]

明治神宮野球大会 高校の部2回戦   大阪桐蔭5―9関東第一 ( 2023年11月17日    神宮 )

<関東第一・大阪桐蔭>敗れた大阪桐蔭ナイン(撮影・大城 有生希)
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 大阪桐蔭(大阪)は関東第一(東京)に5―9で敗れて出場6度目で初の初戦敗退となった。

 目指した史上最長の3連覇は、守備のほころびから消えた。犯した5失策のうち適時失策が3つ。西谷浩一監督は「足らない部分が全部出た。人工芝で5失策もしていたら、甲子園の土のグラウンドでは話にならない」と語った。

 3―4の6回1死二塁で正面のゴロを一塁・吉野颯真(1年)が後逸するなど雨に濡れた人工芝の対応に苦戦。同監督は「そこは相手と同じ条件なので」と言い訳しなかった。

 「4番・三塁」のラマル・ギービン・ラタナヤケ(2年)は、収穫と課題を得た。三塁打、適時二塁打の2安打で迎えた8回1死一塁、初球の直球を右中間への2ラン本塁打。高校通算28発目を「いい形で打てました」と振り返った。しかし、守備では6回1死満塁からのゴロを好捕しながら本塁へ悪送球する適時失策を記録した。

 最速150キロ超が2人そろうなど投手力は全国屈指ながら、9失点で初戦敗退。ラマルは「投手任せにせず、しっかりと守らないといけない」と冬の鍛錬を思い描いた。 (河合 洋介)

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