ヤクルト 大ベテランの力投実らず11連敗 高津監督「できないことを努力してできるようにするのが大事」

[ 2023年5月30日 23:19 ]

交流戦   ヤクルト1-2日本ハム ( 2023年5月30日    エスコンフィールド )

交流戦<日・ヤ>7回、ベンチで試合を見守る高津監督(撮影・高橋 茂夫)
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 ヤクルトは交流戦通算単独最多27勝を誇る石川雅規投手(43)がが今季最長7回2失点の力投も、16連敗した19年以来の11連敗で借金は12。首位・阪神とのゲーム差は15。過去の逆転Vの最大ゲーム差の63年西鉄の14・5を超えた。高津監督の一問一答は以下の通り。

 ――石川が力投。

 「万波選手一人にやられたような感じはしますけど、非常に丁寧に、いろいろなプレッシャーの中、よく投げたと思います。結果、勝てなかったですけどね、非常に引き締まったゲームを作ってくれたので、いいピッチングだったと思います」

 ――今季初中6日でしっかり調整してくれた。

 「今回中6日でいったんですけど、あそこまで投げてくれたのでね、ぜひ次の1点を取って勝ち越して、バトンを渡したかったなというのが正直なところですね」

 ――2回2死満塁でサンタナが走塁ミス。

 「まあ、そうですね。ミスっちゃミスですね」

 ――7回無死一塁で長岡がバントミス。

 「大きなミス、小さなミスたくさんあって、そういうミスをしていると、なかなか点が取れない、なかなか次の1点が防げない。それは当たり前のことなので、やっぱりできることはしっかりやる、できないことを努力してできるようにする。それは大切でしょうね。ミスはあるとは思うんですけど、痛いミスですけど、努力するしかないでしょうね」

 ――悪い流れを断ち切れない。どういう部分が必要になる。

 「一生懸命やっているので、それに対して、“何やっているんだ”とは言えないですよ。こちらからは。それはもちろん、次の1点を何とか取ってほしい、次の1点を何とか防いでほしいと思いながら見ているんですけれど、それができていないというところは、何かあるんでしょうね」

 ――僅差のゲームが続いている。一つのきっかけで変わってくる。

 「非常にこれは目に見えないところなので、すごく難しくて、流れとか勢いとかね。人の精神状態というのは数字に出るわけではないのでわからないですけれど、みんな勝ちたいと思ってプレーしてるのは当たり前のことで、頑張っていることも当たり前のことで、繰り返しになるけど、次の1点が取れない、大事なところで点を取られてしまうというのが続いているので、そういうところでしょうね」

 ――選手は重圧を感じているか。

 「そりゃプレッシャーは感じるでしょうね。勝ちたいと思ってなかなかうまくいかない、なかなか勝てないとなると、プレッシャー感じながらグラウンドに立っていると思いますよ」

 ――特例2023で出場選出登録を抹消されていた青木が合流。

 「やっぱり体調不良で少し離れていたので、まず状況を見てからと思って呼びました。今日は登録しなかったですけど、そのうちとは思っています」

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