巨人は交流戦黒星発進も原監督「一発こそ食らったけどね、久々に良かった」平内、高橋を高評価

[ 2023年5月30日 21:20 ]

交流戦   巨人1―2ロッテ ( 2023年5月30日    ZOZOマリン )

<ロ・巨>7回途中、高橋(右)は原監督から降板を告げられる (撮影・西川祐介)
Photo By スポニチ

 セ・リーグ4位の巨人は交流戦開幕戦でパ・リーグ首位のロッテに1点差で敗れ、今季2度目の4連敗。今季最多タイの貯金2まで盛り返してからわずか5日で借金2に逆戻りとなった。セ・リーグ首位の阪神とは今季初の10ゲーム差に開いている。

 ブルペンデーということで、オープナーとしてプロ初先発となった2020年ドラフト1位右腕・平内が田村に先制ソロを許して2回4安打1失点で降板。3回から2番手として登板した18年ドラフト1位左腕・高橋は山口にバックスクリーン左へ叩き込まれるも4回1/3を3安打1失点と踏ん張った。

 だが、貧打の続く打線は0―2で迎えた7回に梶谷の適時打で1点を返すのが精いっぱい。8回には、2020年のシーズン途中に巨人からロッテに移籍し、メジャーを経て今季ロッテに復帰した沢村との初対戦で代打・丸と売り出し中の秋広が三振に斬って取られるなど無得点に終わった。

 試合後、原辰徳監督(64)との一問一答は以下の通り。

 ――平内、高橋とよくつないだ。

 「そうですね。まあまあ、一発こそ食らったけどね、久々に良かったと思いますね」

 ――高橋に変化は。

 「いや、今日は自分の投球に近い間合いで放っていたなと、と思いますね」

 ――本来なら高橋が先発。

 「本来であるなんていうのは、それ誰が決めるのかよう分からんけどさ」

 ――あえてリリーフの平内を先発に持ってきた理由。

 「平内も今度また中何日かでするかもしれないね、それは分からない」

 ――いろいろ経験を積ませる。

 「まあ、そういうことですねぇ」

 ――打線がこのところ。

 「打線、そうね。もうちょっとやっぱり活発にいかないとね」

 ――萩尾を1番に。どのような期待を。

 「いやいや、やっぱりいい成績で上がってきているわけだし、必要な選手だと思っているんでね」

 ――ルーキーで酷かもしれないが、3回のチャンスで。

 「それは、そういうことを言い出すと大変よ(苦笑い)。(なんでもできたら)みんな神様みたいなプレーヤーになる(苦笑い)。それは今日のゲームの1打席、試合というものをね、次に全員がつなげるようにしないといけませんね」

続きを表示

この記事のフォト

「始球式」特集記事

「落合博満」特集記事

2023年5月30日のニュース