広島 無念の零敗…左打者苦にしない由伸にスタメン8人左打者 新井監督が意図を説明

[ 2023年5月30日 21:22 ]

交流戦   広島0-4オリックス ( 2023年5月30日    京セラD )

オリックス・山本に抑えられ、沈黙する広島ベンチ(左から2人目が新井監督)(撮影・成瀬 徹)
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 広島は交流戦開幕となった30日のオリックス戦に0-4で完敗。オリックス先発の山本由伸に牛耳られた。

 1番・菊池以外はスタメンに左打者を8人並べた打線だったが、攻略の糸口がつかめなかった。4回に西川、7回に秋山が単打を放った以外は、快音響かず。山本に8回まで2安打無失点に抑えられた。

 試合後、新井監督は、フォークの精度が抜群だった山本に対して「投げミスがほとんどなかったんじゃないかな」と舌を巻いた。大瀬良も7回2失点と好投したが、援護できず、悔しそうな表情だった。

 山本はこの試合前まで、右打者への被打率が・319。対する左打者には・164と、実は左を苦にしていない。新井監督は、その点を聞かれると「それは数字的なものなのかな。まぁ、今のうちの左バッターの状態、右バッターの状態というのも見ているので。数字ありきじゃなしに、そういった打者の状態を見て、そういうスタメンに決めている」と、複合的な要因があったと説明した。

 また、スタメンからマクブルームを外した意図について、同監督は「ここ数試合の打席での内容を見て、自分が判断した。総合的に自分が判断したということ」と説明していた。

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