ヤクルト・石川雅規 万波に痛恨のソロ2発被弾…7回86球2失点力投も今季3敗目

[ 2023年5月30日 20:22 ]

交流戦   ヤクルト1―2日本ハム ( 2023年5月30日    エスコンF )

<日・ヤ>4回、万波に同点ソロを浴びた石川(撮影・高橋 茂夫)
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 ヤクルトの石川雅規投手(43)が30日、交流戦開幕戦となる日本ハム戦(エスコンF)に今季5度目の先発登板。7回86球8安打2失点と力投も今季3敗目となった。

 序盤は石川らしいピッチングを披露した。3回まで毎回安打を浴びながらも得点は許さず。10連敗中のチームを43歳左腕が引っ張った。

 しかし、4回に先頭の万波に両リーグ最速となる10号ソロを許し同点に追いつかれると、6回に再び万波に2打席連発となる11号ソロを打たれ勝ち越しを許した。それでも点差は1点。相手先発の29歳左腕・上原は6回でマウンドを降りたが、石川は7回のマウンドにも上がり無失点で抑え、味方の援護を待った。8回は木沢がマウンドに上がりピンチを招くも得点は許さず。

 しかし4番・村上が3三振するなど8安打を放つも最後までホームが遠く、1―2のままゲームセット。交流戦でも流れを変えることができず球団史上8度目となる11連敗となった。力投を見せた石川は今季3敗目(1勝)。31日を前に5月だけで借金10となる23戦6勝16敗1分けで借金は12まで膨らんだ。

 石川は、10日の阪神戦で5回1/3を4安打無失点に封じ、今季初勝利。歴代1位の23年連続勝利に次ぐ22年となり、入団1年目からでは米田哲也(近鉄)に並ぶ歴代1位タイとなった。43歳3カ月での白星は、自身が持つ球団記録をも更新。日米通算を除く現役最多の通算勝利は184となり、200勝まで残り16とした。

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