オリ・由伸　中16日で先発復帰「チームに貢献できるように」得意コイ料理任せた

オリックス・山本
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　発熱を伴う体調不良により20日の日本ハム戦（京セラドーム）の先発を回避し、ファームで調整していたオリックス・山本由伸投手（24）が、交流戦の初戦となるきょう30日の広島戦（京セラドーム）に先発する。

　13日のソフトバンク戦（京セラドーム）から中16日。交流戦の開幕投手は「チームに迷惑をかけてしまったので、一日でも早く復帰できるように調整してきた。とにかくチームに貢献できるように全力で頑張るだけ」と決意を語った。

　交流戦は過去19試合5勝2敗8ホールド、防御率1・82（先発9試合4勝2敗、防御率1・97）。広島戦は4試合2勝2ホールド、防御率0・53（同2試合2勝、防御率0・60）と抜群の好相性を誇る。特に21年6月11日に対戦した際には、7回まで無走者投球など8回2安打無失点で、自己最多15奪三振を記録。その年は3戦3勝の活躍でチームの交流戦優勝に貢献し、MVPにも選ばれた。追い風のデータが並ぶが、「コンスタントに安打を打っている打者が多い印象なので、打線が線にならないように」と気を引き締めた。

　チームもこのカードは18年から12連勝中。チーム一丸でエースの復帰戦を白星で飾り、2年ぶりの交流戦制覇、そしてリーグ3連覇へ勢いをつける。　（中澤　智晴）