ついに止まった!アスレチックスが逆転勝利で11連敗でストップ  藤浪は1回1失点でMLB初ホールド

[ 2023年5月30日 11:38 ]

インターリーグ   アスレチックス7-2ブレーブス ( 2023年5月29日    オークランド )

アスレチックスの藤浪(AP)
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 アスレチックスは29日(日本時間30日)、本拠地オークランドでのブレーブス戦に逆転勝ち。連敗を11で止めた。藤浪晋太郎投手(29)は8回に3番手で登板し、1回を1失点ながらリードを守りメジャー初ホールドを挙げた。

 打線が1点を追う5回1死一、二塁からルイーズの適時打で同点とすると、ノダの右越え3ランで勝ち越しに成功。投手陣も先発・ブラックバーンが初回に先制点を失ったものの4回1失点と粘ると、2番手・エルセグも3回無失点と好投した。

 4-1の8回は藤浪が登板。1死からオルソンに右越えソロを浴び失点したものの冷静に後続を断って1回を1失点。その裏、打線が追加点を奪い7-2とリードを広げると、9回を4番手・メイが締め待望の白星をつかんだ。

 チームは17日(同18日)のダイヤモンドバックス戦から黒星が続いていたが、13日ぶりに勝利した。チームの最長連敗は本拠をフィラデルフィア(ペンシルベニア州)に置いていた1916年と1943年の「20(歴代5位タイ)」だが、1968年のオークランド移転後は1977年の「14(歴代48位タイ)」、12連敗となれば27年ぶりの屈辱だったが回避した。

 ただ、11勝45敗、借金34と依然として苦しい戦いが続いている。この日、アスレチックスの本拠地「オークランド・コロシアム」に詰めかけたのは前日よりも約300人少ない8556人。それでも勝利の瞬間は立ち上がり、久々の白星を拍手で祝福した。

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