故・大島康徳さんの妻　苦しい胸中告白「好きなことも趣味も夫、大島康徳…どうにもならない自分に焦り」

元プロ野球選手の大島康徳氏
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　2021年6月30日に大腸がんのため70歳で亡くなった元日本ハム監督の大島康徳さんの妻・奈保美さんが30日までに自身のブログを更新。現在の心境をつづった。

　オペラ歌手・岡本知高が出演したテレビ番組を視聴し、「『私は歌が好き　だから歌い続ける　たとえいつかひとりぼっちになったとしても　私は歌を歌っていると思う』この言葉には何だかドキッとしちゃったのです　私には…そんな風に胸を張って言えることが…何もない、と…」と胸中を記した。

　「私の好きなこと…今の私には分からない　私のやりたいこと…無理矢理でないと見つからない　私の趣味…心から楽しめるものは今はない　…ヤバくないですか？だって　私の好きなことも私の趣味も夫、大島康徳そのものだったのですもの　パパのお世話をしてパパのお仕事の手助けをして　お休みになればパパと一緒に楽しく過ごすことそれだけを考えて生きてきてしまったから」と、大島さんが旅立った今をどう過ごすか模索している様子。

　「しかしひとりぼっちになってしまった現実　いつまでも、そうばかり言っていられないことも分かっているので…分かっているのにどうにもならない自分に焦っているのです」と、どうにもしがたい現状を打ち明けた。

　「もう少し時間が経てば見えてくるのでしょうか？自分で探しに行かないといけないのでしょうか？あと数年自分の余生を楽しむわ　そう笑って言えるほどまだ私は年老いていない　どんなに寂しくても何もなければあと20年くらいは生きないといけないのですものね…なんてことをぼんやり考えている今夜です」と記した。

　ユーザーからは「お気持ち痛いほどわかります」「そう思って大丈夫です。ありのままの自分でよいのです。旦那さんのことを思う。とても素敵な奥さんです」「ご主人様に尽くし共に歩むことが生き甲斐！と言える奈保美さんは素敵です　そして焦るお気持ちもわかります」などと共感のコメントが寄せられた。