阪神・佐藤輝、伝説の1試合3発を再現や! 新人時代に大暴れしたベルーナD「打ちたいなという感じです」

[ 2023年5月30日 05:15 ]

阪神・佐藤輝
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 伝説を刻んだ地で、阪神・佐藤輝が再現を図る。30日から西武3連戦を戦うベルーナドームは、新人時代の21年5月28日に1試合3本塁打をかっ飛ばしたパワースポット。最終的に新人最多を更新する6本塁打を放つ“歴史的交流戦”の始まりとなった狭山丘陵で、背番号8が再び、目覚めの時を迎えるべく闘志を燃やした。

 「また(他球団に)差をつけるチャンス。頑張ります」

 チームは目下8連勝とまさに“無双”状態ではあるものの、佐藤輝の状態は一進一退が続く。23日からのヤクルト3連戦(神宮)では全戦で打点を挙げるなど、12打数5安打、5打点と噴火。それが甲子園に戻った26日からの巨人3連戦では、11打数1安打、打点0と一気に下火となった。特に「伝統の一戦」では、近本からの上位打線が活発に機能する中、一人“蚊帳の外”と言われても仕方のない苦境に陥っていた。

 ただ、交流戦ともなれば、相手とともに空気もガラリと変わる。普段は対戦のないパの猛者たちを打ち崩すべく、佐藤輝は「楽しみというか、打ちたいなという感じです」と武者震い。過去36試合で打率・268、9本塁打、26打点の「交流戦男」が本領を発揮した時、猛虎の「独走」はさらに加速する。(八木 勇磨)

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