オリックス・井上新オーナーが宮崎キャンプ視察、チームを激励「今年こそマジック出して優勝を」

＜オリックスキャンプ第14日＞井上亮新オーナーは選手会長の杉本裕太郎と笑顔で握手（撮影・井垣　忠夫）
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　オリックスの井上亮新オーナー（70）が18日、宮崎キャンプを視察した。オーナー就任後は初のキャンプ訪問で、練習前にはグラウンドに選手、首脳陣らを集めて激励した。その後は宮崎県のニュースターコミュニケーションズ株式会社からチームに贈呈された霧島オリーブ赤豚10頭分（約600キロ）の贈呈式にも参加した。

　取材に応じた井上オーナーは「選手には1年間、健康で頑張って、遊んで、楽しくプレーしてよと。あとは負け試合の時こそ大きな声を出して、明るく振る舞ってほしい言いました」と明かし、さらに「吉田が抜けたので、その穴埋めを…と言ったら、ラオウ（杉本）がいっぱい選手がいるんで、そんなの簡単に穴埋めできると。握手して、今後、12球団1位の年俸を獲得してくれと言いました」と話した。

　今季のチームに期待することは「優勝しかないでしょ。優勝しかないが、この2年間、マジックナンバーなしでの優勝なんですよ。野球ファンとしては非常に楽しい試合ですけど、関係者としてはちょっと胃が痛くなるので、今年こそマジックナンバー出して優勝してくださいと中嶋監督には言いました」と逃げ切りでのリーグ3連覇を願った。