計14選手出場のエンゼルス同僚が大谷との対戦を待ちわびる「マイアミで会いたい」

[ 2023年2月18日 17:01 ]

<エンゼルスキャンプ> キャッチボールを終え、大谷(右)と話すサンドバル (撮影・光山 貴大)
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 合言葉は“マイアミで会おう!”だ。エンゼルスは17日(日本時間18日)、バッテリー組キャンプ3日目を迎え、WBC日本代表の大谷のキャッチボール相手で、メキシコ代表の先発左腕サンドバルは「翔平(大谷)とは互いの1次ラウンドの相手についてよく話し合っている。できれば(準決勝以降の)マイアミで会いたい」と健闘を誓った。

 今季はキャンプ施設の本球場ディアブロ・スタジアムの外壁写真に大谷、トラウト、レンドンとともに抜てきされた昨季6勝の26歳。大谷との対戦が待ち切れない様子で「彼を抑える秘訣(ひけつ)は言えないけど、きっと楽しくなるはずだ」と笑顔で語った。

 エ軍は米国代表の主将トラウトを筆頭に傘下マイナー含め、大リーグ全体で5番目に多い計14選手が出場予定。ベネズエラ代表の内野手レンヒーフォは「翔平とマイアミで対戦できればいいね。かなり素晴らしい投手。直球やスライダーなどいろいろな球種を投げる。何を狙えばいいか分からないよ」と既に白旗。同じくベネズエラ代表に選出された中継ぎ左腕キハダは「我々は全勝優勝が目標。みんなWBCの話題で盛り上がっている。翔平は素晴らしい打者。気を抜いて投げると本塁打を打たれてしまうだろう。抑える方法を見つけたい」と闘志を全面に押し出した。

 今季新加入のコロンビア代表の内野手ウルシェラは「ベテランと若手が力を合わせて、米国、メキシコと同じC組を突破したい。翔平とマイアミで対戦できたら楽しいに違いない」と語った。
 この日の大谷は2日連続で屋外フリー打撃に参加し、35スイングで全て中堅から左方向に4本の柵越えを放った。その後はサンドバルと約40メートルの距離でキャッチボールを行い、変化球の握りや投げ方を互いに確認しあった。(柳原 直之)

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2023年2月18日のニュース