【侍ジャパン】湯浅“ダル直伝スライダー”に「結構、良い感じで投げられた」新たな武器へ研さん積む

[ 2023年2月18日 14:46 ]

大勢(右)と並んで笑顔を見せる湯浅
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 3月のWBCに出場する侍ジャパンの宮崎強化合宿が18日、2日目を迎えた。湯浅京己投手(阪神)は合宿初のブルペン入り。ダルビッシュ直伝のスライダーも試すなど、計30球を投げ込んだ。

 ブルペン入りする前にはダルビッシュの投球練習を“見学”し「すごいっすね。真っ直ぐも強いですし、スライダーもめちゃくちゃ曲がってた。やっぱボール1球1球強いですし、変化球も精度が高くて映像で見るより生で見た方がやっぱ1つ1つのボールがすごいなと改めて思いました」と舌を巻いた。それでも先輩右腕が使ったマウンドを「中継ぎなので基本、投げる場所は荒れてますし、プレートの踏み位置が違ったので気にせず何も考えてませんでした」と使用。「宜野座で投げてる時よりボールが揉んでくれていたので、滑る感じはなかったですし、真っ直ぐもフォークもまぁまぁ良い感覚で投げられたと思います」とWBC球にも違和感なく対応できたという。

 また、ブルペンでは「昨日、握りとかいろいろ教えてもらった」というダルビッシュ直伝のスライダーも試投。「結構良い感じで投げられました」と好感触を口にし「今まで投げてないスライダー。日本のボールに戻ったとしても投げられるか、いろいろ試しながらやりたいです。その時の状況次第ですけど、それ(スライダー)が投げれるなら投げたいですけど、増やそうというか、真っ直ぐ、フォークが基本線で、投げれれば投げたい感じです。練習はしていきたいです」とシーズンでも新たな武器となるよう研さんを積むことを誓った。

 また、ダルビッシュには技術だけでなく生活面でのアドバイスも受けたことを明かし「自分、睡眠の質があまりよくなくて(ダルビッシュに)聞いて、睡眠用のグミみたいなのをいただいて、寝る前に食べたら結構眠れたので、疲労回復とかそういうこともいろいろ聞くことができましたし、もっといろんなことを聞きたい」と目を輝かせていた。

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2023年2月18日のニュース