【侍ジャパン】山川 特打で“共演”の村上は「リスペクトしかない。最強」速球対策は「ポンって合わせる」

[ 2023年2月18日 16:51 ]

<侍ジャパン宮崎合宿>特打をする山川(右)(撮影・平嶋 理子)
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 3月のWBCに出場する侍ジャパンの宮崎強化合宿が18日、2日目を迎え、野手陣は山川、村上、近藤が特打に励んだ。

 セパを代表する長距離砲の山川と村上が豪快な本塁打を放つと、スタンドからは自然と拍手が。山川は「どこを待ってるかとか、速い球に対してどういう対応をしてるかとか、いろいろ質問した」と村上と打撃論を交わしたことを明かし「同じような感覚を持ってる時もあれば、全然違う感覚を持っている時もあるんで、これは今どうするってのは正直なくて、WBCでもすぐにはできないので聞くだけ聞いて自分の引き出しとして持っておきたいなと思います」と村上の打撃論が参考になったとうなずいた。

 また、昨季、印象深く残っている村上の本塁打に「北山選手からのバックスクリーンへのサヨナラホームラン」と昨年5月、日本ハム・北山から放ったサヨナラ弾を挙げ「僕も対戦してますけど、北山選手って真っ直ぐがすごく伸びてきますので、あれをあそこまでキレイに弾けたのはどういう意識だったのかなって思って、それを聞いた」と質問したという。すると、村上から「“ポンって合わせるイメージで振った」と答えが返ってきたそうで「映像だけ見るとマン振りしてるようにしか見えなくて、でも本人は“速い球は合わせる”と言っていたので、もしかしたらWBC中もそれはできるかもしれないですし、投手の球が速ければ速いほど自分の力が入ると当たらないので、そういうのは参考にしました」と世界各国の剛速球投手を打つ秘訣になるかもしれないと感謝していた。その上で「あの歳であの感覚を持ってる鋭さがある。日本の頂点にいるのでリスペクトしかない。最強です」と年下ながら最大級の敬意を払っていた。

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