【侍ジャパン】ダルビッシュ　熱視線送る若手投手陣に「嬉しかった」初ブルペンで35球

＜侍ジャパン宮崎合宿＞ブルペン投球するダルビッシュ（撮影・岡田　丈靖）
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　3月のWBCに出場する侍ジャパンの宮崎強化合宿が18日、2日目を迎え、ダルビッシュ有投手（パドレス）が初のブルペン入り。変化球を交え35球を投じた。

　「暖かかったですし、サンディエゴで投げていた時よりも良い感じで投げられました。時差ボケもあるので、体が硬い部分があったので飛ばしすぎないようにと思いましたけど、思ったより体が動いていたので、サンディエゴにいる時ぐらいの感じで投げました」

　ネット裏には山本を筆頭に佐々木朗ら若手投手陣が陣取り、投球練習を見学するなど、注目度は今合宿随一となったが「1つのメンタル的なトレーニングと思って、周りの方がたくさん見てくださったけど、その中でも自分の世界をちゃんと作って集中するようにしてました」とサラリ。「でも嬉しかったです」と本音ものぞかせた。

　投球の合間にはデータ解析のできるタブレットで球筋を確認する様子も見られ「角度、回転軸の確認であったりとか、自分が思い描いた通りの変化が出せているかとかそういところです」とチェックにも余念がなかった。

　侍ジャパン最年長でもあることから前日は「恐れられている」と一抹の不安もあったが「段々、自分の性格というか、そういうところが分かってきてくれていると思うので、段々、野手の方とも話せています」と徐々に親交を深めていっていると明かし「自分の場合はとにかく自分のことを知ってもらうのが大事。会話が大事と思っています」と今後も積極的に後輩とコミュニケーションを図るとした。