ソフトバンク DeNAからFA権行使の嶺井獲得発表 3年ぶり優勝へ、弱点補強成功

[ 2022年11月21日 11:01 ]

DeNA・嶺井
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 ソフトバンクは21日、DeNAから国内フリーエージェント(FA)権を行使した嶺井博希捕手(31)を獲得したと発表した。背番号は「12」に決定。23日に入団会見を行う。

 ソフトバンクは今季、甲斐が125試合で先発マスクを務めた。海野が11試合、渡辺が7試合に先発出場したが、甲斐に続く捕手の獲得、育成が急務だった。今月12日に嶺井と交渉を行い、4年総額3億円超の条件を提示。好条件と迅速な動きで獲得に成功し、チームとしての弱点を確実に埋めた。

 嶺井はプロ9年目の今季、自己最多の93試合に出場。巧みな配球と正確なブロッキングで投手陣を引っ張り、チーム防御率を21年の4・15から3・48と大きく改善し、前年最下位からの2位躍進に貢献した。来季、3年ぶりのリーグ優勝を狙うソフトバンクが堅実かつ効果的な補強に成功した。

 ◇嶺井 博希(みねい・ひろき)1991年(平3)6月4日生まれ、沖縄県出身の31歳。沖縄尚学で選抜V、亜大を経て13年ドラフト3位でDeNAに入団。9年目の今季は捕手としてチーム最多、キャリアハイの93試合に出場した。通算472試合、打率.219、20本塁打、126打点。1メートル75、85キロ。右投げ右打ち。

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2022年11月21日のニュース