大阪桐蔭が逆転勝ちで仙台育英との春夏甲子園覇者対決制す　史上初の連覇へ王手

第53回明治神宮野球大会　高校の部　準決勝   大阪桐蔭5―4仙台育英 （ 2022年11月21日    神宮 ）

＜大阪桐蔭・仙台育英＞8回、適時打を放ちガッツポーズする大阪桐蔭・南川（撮影・藤山　由理）
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　昨年春夏の甲子園優勝校対決は、大阪桐蔭が鮮やかな逆転勝ちを収め決勝進出を果たした。

　1―2の6回、安打と四死球で1死満塁の好機に「2番左翼」の山田太成（2年）が左中間へ2点二塁打。「4番捕手」の南川幸輝（2年）も中堅へ犠飛を放ち、3点を勝ち越した。

　来秋ドラフト上位候補に挙がる先発のエース左腕・前田悠伍（2年）は立ち上がりから制球が定まらず2回までに5つ、6回までに9つで試合を通じては2桁10四死球を与えたが、161球を投げ4失点完投。苦しみながら史上初の神宮連覇への挑戦権をたぐり寄せた。