名城大が43年ぶりの準決勝へ 22日は明大と激突

[ 2022年11月21日 19:44 ]

第53回明治神宮野球大会大学の部・準々決勝   名城大1―0上武大 ( 2022年11月21日    神宮 )

<明治神宮野球大会 名城大・上武大> 勝利しガッツポーズの名城大・松本 (撮影・光山 貴大)
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 名城大が上武大を下し、同大の最高成績となっている準優勝した79年以来、43年ぶりの4強に進出した。

 「4番捕手」の野口泰司(4年=栄徳)が攻守にわたり活躍。4回1死無走者でスライダーを捉え左越えソロを放って唯一の得点をたたき出すと、守っても岩井俊介(3年=京都翔英)、真田拓(4年=東郷)、松本凌人(3年=神戸国際大付)の3投手を好リードし零封リレーを完成させた。

 野口は今秋、プロ志望届を提出するも、無念の指名漏れ。「プロに行くことが恩返しだと思っていましたが、かなわなかったので全国制覇という形で恩返ししたい」と大学生活最後の大会に懸ける思いは人一倍だ。自身が同大1年生だった時以来の4強入りとなった安江均監督も「これしかない勝ち方」とたたえた。

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2022年11月21日のニュース