ヤクルト村上「これに選ばれたいと思って頑張ってきた」 史上最多得票で初の1位に満面笑み

[ 2022年11月21日 21:25 ]

ヤクルト・村上
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 ヤクルトの村上宗隆内野手(22)が20日に放送されたフジテレビ「S―PARK」(土曜深夜0・35、日曜後11・15)に生出演。“初タイトル”に満面笑みを浮かべて喜ぶ場面があった。

 現役選手100人が各部門のNo・1選手を選ぶ同番組の人気オフ企画「100人分の1位」。その第2弾となったこの日は「パワーヒッター部門」だった。

 村上はこれまで2019年3位(8票)、20年4位(6票)、21年2位(19票)と高卒新人だった18年以外はトップ5入りしていたものの、ここまで1位は1度もなし。この企画について「もちろん毎回見てます」という村上は「去年は一番期待してたんですけど…。ショックでした」と振り返り、今回は「これ、1位じゃなかったらちょっと雰囲気悪くなるなと。1位がいいですねぇ~!」と笑わせつつランキング発表に入った。

 そして、2位発表の前に自らも票を入れた山川(西武)を予想して「自信のほどは?」の質問に「………あります」とたっぷりためつつもキッパリ。予想通りに山川が2位となり、ついに1位の発表が近づいてくると、再び自信は「………あります」と断言し、その通りに見事初の1位に輝いた。09年スタートの同企画で史上最多となる100人中76票という驚異の得票数だった。

 この結果に村上は「ありがとうございます!うわ~…うれしいですね!」とさすがに満面笑み。「いろんな一流選手の方々がああいうふうに評価してくれたのは自信になりますし、凄くうれしいです。これに選ばれたいと思って頑張ってきたのもあるので本当にうれしいです」と大喜びだった。

 なお、村上に票を投じた選手たちのインタビューも流れたが、「モノが違いますよ」(ソフトバンク・柳田)、「格が違うなと思います」(阪神・佐藤輝)、「凄い!凄い!凄いの一言ですね」(日本ハム・近藤)、「(打球が)ピンポン球みたい」(オリックス・宗)、「本物だと思います」(ソフトバンク・千賀)、「えげつないっすよ」(日本ハム・上沢)と一様に絶賛の嵐。

 巨人の菅野は対峙(じ)する投手側の意見として「恐怖心のあるバッターってなかなかいないですけど、投げ損じたら確実に持っていかれるっていう恐怖心がある」と話し、DeNAの宮崎は「打球スピードだったりとか守ってて衝撃的です。怖いです」、巨人・中田は「芯食った打球がきたらエグそうですね。今後怖くなっちゃうかもしれないですね」と守備側として証言した。

 また、ソフトバンクの柳田は「覇王色の覇気。数少ない覇王色を持たれた人だと思います」とコメント。ソフトバンクの松田も「技術もあるしパワーもある。映画のアクアマン」と異次元のパワーに舌を巻いていた。

 【2022年パワーヒッター部門】
1位 村上宗隆(ヤクルト)76票=史上最多
2位 山川穂高(西武)15票
3位 万波中正(日本ハム)2票
4位 岡本和真(巨人)、中田翔(巨人)、ウォーカー(巨人)、オースティン(DeNA)、柳田悠岐(ソフトバンク)、山口航輝(ロッテ)、清宮幸太郎(日本ハム)各1票
※本文含め所属は今季在籍したチーム

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