大物獲得へFA市場で網を広げるメッツ バーランダーともオンラインミーティング

[ 2022年11月21日 10:48 ]

アストロズ・バーランダー(AP)
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 スポーツ専門サイト「ジ・アスレチック」のケン・ローゼンタール記者が20日(日本時間21日)、メッツがオンラインでジャスティン・バーランダー投手(39)とミーティングを行ったと報じた。

 メッツは千賀滉大とは直接会い、ヤンキースからFAになったジェムソン・タイヨンとも連絡を取っている。網を広げているのは、昨季のローテーションのメンバーの内、ジェイコブ・デグロム、クリス・バジット、タイワン・ウォーカーの3人がフリーエージェントになっているからで、驚きではない。バーランダーは満票でア・リーグサイヤング賞に輝き、23年の世界一を狙うチームにとって、高額だけれど、魅力的な短期の投資対象。クォリファイングオファーを受けていないため、サインをしてもドラフト指名権を取られないし、国際選手との契約用ボーナス枠も削られない。

 気がかりは40歳になるバーランダーが、昨季は28試合中23試合で、中5日以上の休みをもらっていたこと。右ふくらはぎのケガで8月30日から9月16日の期間、戦列を離れたこと。ポストシーズンも4試合に登板し2試合にKOと必ずしも安定していなかったこと。とはいえとても魅力的な選択肢であることに変わりはなく、ドジャース、ヤンキースなども獲得に動くと見られる。複数年契約で、マックス・シャーザーの4330万ドル(約60億8千万円)前後の年俸が予想されている。

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2022年11月21日のニュース