ソフトB・斉藤和巳コーチ 現役時代のライバルは「和田」トークショーで野球少年の質問に“全力投球”

[ 2022年11月21日 05:00 ]

博多区の野球少年少女と集合写真に収まる斉藤和巳投手コーチ(後列左から2番目)
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 沢村賞を2度獲得したエースのライバル筆頭は、あの左腕だった。ソフトバンクの斉藤和巳投手コーチ(44)が20日、福岡市博多区内でトークショーのメインゲストとして出演した。地元の野球少年からの質問コーナーでは、「ライバルの投手は誰だったんですか?」との問いに、「今、現役でやっている和田毅」と即答した。

 97~07年まで実働11年。03年に和田が入団し、ともに先発ローテーションの一角として回った。さらに候補は出てきた。「杉内(俊哉)も。(新垣)渚はちょっと(ライバル度は)下がるけど切磋琢磨(せっさたくま)してきたかなあ」と当時を振り返った。

 9年ぶりに現場復帰し、来季から1軍投手コーチとなる。子供たちへの回答にも熱が入った。野球少女から「ボール(球)が先行した時はどうすればいいですか?」との問いには熱を帯びた口調で「次、ストライク投げればええやん。入る努力するんや。いろいろ試合で考えたらあかんで。あとは気合一本や」と爆笑を誘った。(井上 満夫)

 《石川の改善点指摘「球数が多い」》斉藤和投手コーチが、来季から指導する石川に期待を込めた。解説者時代の印象は「よく投げ方が変わるイメージかな」。石川の武器であるテンポに関しても「投球間の早さが、テンポというわけではないからね。本人も分かっていると思うけどね、球数が多いでしょ。そこは改善しないといけない」と指摘しつつ、再会を待ちわびていた。

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2022年11月21日のニュース