ソフトバンク、星野順治氏が入閣 新設の投手部門コーディネーターに…1~4軍巡回しながら育成選手磨く

[ 2022年11月21日 05:00 ]

星野順治氏

 ダブル・コーディネーター体制で、常勝復活への土台を強固にする。ソフトバンクが来季新設するコーディネーター。その投手部門に現編成育成本部・育成部の星野順治部長(48)が就任することが20日、分かった。野手部門のコーディネーターには前2軍打撃コーチの関川浩一氏(53)が就任し秋季キャンプから活動している。NPB初の4軍制に向け、投打でより中長期的な視点に立った育成を狙う。

 ロッテが22年から取り入れたのがコーディネーター部門。ピッチングコーディネーターとして佐々木朗を育てた吉井理人氏が来季1軍監督に就任する。ソフトバンクも全選手の状態、課題の把握やコーチとの状況共有などフロントと現場のつなぎ役として、星野コーディネーターに託す。

 球団は来季に向けて新たに野手部門のリハビリ担当コーチに今季限りで現役を退いた高田知季氏(32)を置くなど、組閣面も充実させている。球団OBの星野氏は実働11年で50勝を挙げた技巧派の横手右腕。08年限りで現役を退き2軍コーチなどを経て11年からフロント入り。来季は1~4軍を巡回しながら育成選手を磨き支配下登録へと導く。1軍投手への的確な助言などでも藤本ホークスを支える。

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2022年11月21日のニュース