ソフトB連勝ストップも「M3」最短V決定は30日 オリックス痛い“お付き合い” ロッテ今季負け越し

[ 2022年9月27日 21:11 ]

パ・リーグ ( 2022年9月27日 )

左は5回に源田の送りバントの打球を二塁へ悪送球して悔しがるソフトバンク・甲斐。右は2回表終了後、2点を奪われ、顔をしかめるオリックス先発・宮城
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 パ・リーグは27日、各地で3試合が行われ、優勝マジックを「4」としている首位ソフトバンクは敵地・ベルーナDで3位・西武に1―4で敗れ4連勝ならず。しかし、2位・オリックスがホーム京セラDで4位・楽天に1―6で負けたため、優勝マジックは1つ減り「3」となった。熾烈な3位争いは両軍が2強に勝利したため西武の0.5差リードは変わらなかった。

 首位ソフトバンクは先発・石川が初回に西武4番・山川に先制40号2ランを打たれる苦しい展開。その後は相手先発・高橋光と緊迫の投手戦を繰り広げたが、0―2の5回2死満塁で愛斗に2点適時打を打たれ4点差に。7回、デスパイネに13号ソロが飛び出し1―4のまま迎えた9回。1死から中村晃が四球を選び、続く今宮がポール際に2ラン。しかし、西武の要求によるリプレー検証後に判定は覆り“8号”は幻に。今宮はその後空振り三振に倒れ、柳町の二ゴロでゲームセット。連勝は3でストップした。残り4試合で、最短優勝決定日は30日で変わらず。

 2位オリックスは本拠地で先発・宮城がまさかの乱調。3回途中までで56球を投げ5安打を浴び1四球1死球で4失点。必勝を期してマウンドに上がった左腕は肩を落とし降板した。その後も本田、山崎が1失点で、打線は2回にマッカーシーの遊撃内野安打で奪った1点だけと相手先発・則本の前に元気なし。結局、散発3安打で楽天に完敗。ソフトバンクも敗れて1ゲーム差は変わらずも、残り2試合のオリックスにとっては痛い敗戦“お付き合い”となった。

 5位のロッテは最下位・日本ハムに0―14と完敗。シーズン負け越しが決まった。

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