日本ハム・宇佐見が先制の一発　“大当たり”で自己新5号

パ・リーグ   日本ハム3―2楽天 （ 2022年9月26日    札幌D ）

＜日・楽＞3回、先制ソロを放つ宇佐見（撮影・高橋茂夫）
Photo By スポニチ

　日本ハムの宇佐見が打線の口火を切る豪快な一発でチームを勝利に導いた。

　0―0で迎えた3回1死。楽天先発・早川の直球を完璧に捉えると、打球は右翼席上段に突き刺さった。自己最多の5号ソロに「自分でも凄い感覚だったので、びっくりしました。たぶん今までの中で一番飛んだと思います」と声を弾ませた。

　25日の打撃練習。宇佐見が三塁の位置で守備練習中に、ノックの打球と今川の打球が重なり、右足付近を直撃した。大事には至らなかったが、前日は2打数無安打で途中交代。「昨日の打撃練習中に今ちゃん（今川）の打球が当たっていたので、いつかバットにも当たると思っていました」。この日は試合の主導権を握る“大当たり”の一発となった。

　宇佐見の一発で流れを呼び込むと、4回には上川畑、谷内の連打に相手失策も絡んで2点を奪い、最後は1点差での勝利。「FINAL　GAMES2022」と銘打ち、19年間使用した札幌ドームでの最終5連戦で3戦目にして白星を飾った。