エンゼルス大谷父・徹氏 “聖地”ラストに万感 中学時代指導した麟太郎の引っ張る気持ち評価

[ 2022年9月27日 04:00 ]

秋季高校野球 岩手県大会決勝   花巻東13―3専大北上 ( 2022年9月26日    岩手県営 )

岩手県営球場の最終戦を観戦した大谷徹氏(撮影・柳内 遼平)
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 エンゼルス・大谷の父で、金ケ崎リトルシニアの監督を務める大谷徹氏(60)が、三塁側の内野席で岩手県営野球場の“ラストゲーム”を見届けた。

 中学時代に指導した佐々木麟、遊撃手の熊谷陸(2年)、背番号18の左腕・葛西陸(1年)らが花巻東で躍動。中学時代も主将だった佐々木麟の活躍に「右に左にホームランを打ちましたね。みんなを鼓舞して声掛けやカバリングもしっかりやっている。打ったことも素晴らしいけど主将として引っ張る気持ちが一番良いと思います」と高く評価した。

 同球場は自身だけでなく息子もプレーした思い出の地で「懐かしいですよね。自分がやってきた頃とあまり変わっていない」と振り返り「僕が高校野球をやってきた頃からここがメイン球場。ここが岩手の聖地だと思う。古くなっても」と力を込める。老朽化により岩手県営野球場は役目を終えるが、「聖地」として岩手の人々の記憶に刻まれている。

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2022年9月27日のニュース