今季13本目の被弾…広島 村上に最多タイの本塁打献上 通算でもカープが一番“カモ”の屈辱

[ 2022年9月9日 18:37 ]

セ・リーグ   広島―ヤクルト ( 2022年9月9日    神宮 )

<ヤ・広>2回、村上(左)に先制ソロを打たれた大瀬良(撮影・尾崎 有希)
Photo By スポニチ

 広島・大瀬良大地投手(31)が、ヤクルト・村上に痛恨の一発をお見舞いされた。

 2回の村上の第1打席、真ん中に入ったスライダーを完璧に捉えて、バックスクリーンへ運ばれる今季53号。打たれた瞬間に、大瀬良は振り返り、首をかしげる仕草で厳しい表情を見せた。これで村上は、1963年野村克也(南海)、1985年落合博満(ロッテ)の52本塁打を抜いた。

 大瀬良が村上に被弾するのは2019年9月16日の対戦以来、実に3年ぶり。だが、チームとしては今季13本目の被弾となり、中日と並んで最多タイの被弾数となった。さらに通算被弾数でも、広島は12球団最多を更新する36本目となった。

 痛い一発を浴びたエース・大瀬良だったが、3回には自ら適時打を放って、同点に追いつく意地を見せた。

続きを表示

この記事のフォト

2022年9月9日のニュース