日本ハム・近藤は地元・千葉での通算1000安打到達ならず 満塁機で悔しい三振

[ 2022年9月9日 06:00 ]

パ・リーグ   日本ハム2―10ロッテ ( 2022年9月8日    ZOZOマリン )

<ロ・日>6回、三振に倒れる近藤(撮影・西尾 大助)
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 通算1000安打にあと1本に迫っている日本ハム・近藤は、ロッテ戦で4打数無安打に倒れ、自身の地元・千葉での記録達成はならなかった。7日のオリックス戦で放った決勝打が999安打目となり「節目なので早く打ちたい」と意気込んで臨んだ一戦だったが、空回り。悔いが残ったのが8回の打席だった。

 無死満塁から中島の内野ゴロの間に1点を返して1点差とし、なおも1死満塁の押せ押せムードで近藤に打席が回った。だが、カウント1―2からゲレーロの高めの158キロ直球にバットが反応。ハーフスイングを取られて空振り三振に倒れると、悔しそうな表情を浮かべた。続く松本剛が押し出し四球を選んで一時同点としたが、その裏に投手陣が崩れて大量8失点。連勝は3で止まった。

 「まだまだ通過点。普通にやればいく」と平常心で臨んでいる。9月は6試合で打率・158と苦しむが、10日に対戦する西武相手には今季打率・370の好相性。ベルーナドームで節目の安打が飛び出しそうだ。(東尾 洋樹)

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2022年9月9日のニュース