野球U18日本代表が公式会見 米メディアから甲子園の質問も

[ 2022年9月9日 08:28 ]

初戦を戦うイタリアのフランチェスコ・アルフィー監督と話す馬淵史郎監督
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 9日(日本時間10日)にアメリカ・フロリダで開幕する第30回WBSC U18W杯の公式会見が現地時間の8日午後、サラソタのホテルで行われ、10カ国の監督が出席。日本代表の馬淵史郎監督は「日本は今まで優勝したことがないので、ぜひ優勝したい」と決意を述べた。

 主催者からは今大会の過去の出場者エンゼルス・大谷翔平らがメジャーリーグでスーパースターになったことなどが説明され、日本への警戒度も高いもよう。初戦を戦うイタリアのフランチェスコ・アルフィー監督は「正直に言って怖いよ」と話した。

 米メディアからは日本特有の文化である甲子園のことや、メンバー構成について質問も飛んだ。通訳不在のため“緊急登板”した日本高野連の宝馨会長が「夏の甲子園は各都道府県の49代表が出場する大会。今回のメンバーはナショナルトーナメント(甲子園)からだけではなく、ローカルトーナメント(地方大会)からも選んでいる。全国3200以上のチームから選ばれたグレイテストメンバーだ」と力強く回答。「日本の高校生は金属バットを使っているが、木製バットにも対応してくれる」と期待を寄せた。

 また、ブラジルとパナマが会見を欠席。ブラジルは元々、到着が8日深夜の予定だったが、パナマはパスポートが発行されず到着していないといい、今後の日程に影響が出る可能性がある。

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