エンゼルス、大谷&トラウト競弾も「なおエ」 米国版“タングステン・アーム・オドイル”が浸透中

[ 2022年9月9日 02:30 ]

ア・リーグ   エンゼルス4―5タイガース ( 2022年9月7日    アナハイム )

<エンゼルス・タイガース>5回、ソロ本塁打のトラウトを迎える大谷(撮影・白鳥 佳樹)
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 大谷の一時勝ち越しアーチも実らず、エンゼルスは9回に逆転を許して敗戦。「なおエ」状態となった。大リーグ公式サイトのサラ・ウェクスラー記者は「まさに“タングステン・アーム・オドイル”的」とツイートした。米国では「なおエ」状態を示す表現として定着。カナダ在住のファンが昨年5月に「大谷が“タングステン(硬度の高い金属)の腕を持つオドイル”が1921年に成し遂げて以来の何かを達成しながら試合に敗れた」と架空の伝説の投手を引き合いにしてつぶやくと、これが大受けして「タングステン…」が広まった。

 《「NFLの大谷」ユニ着用で移動》大谷はタイガース戦後、チームとともに遠征先のヒューストンに空路移動した。米プロフットボールNFLの開幕を週末に控え、指定されたドレスコードはお気に入りのNFL選手のユニホーム。レーベンズのQBラマー・ジャクソンのものを選択した。複数ポジションを守れるほど規格外の身体能力を誇ることから米メディアから「NFLの大谷」と称される25歳で、19年にはMVPに輝いている。

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2022年9月9日のニュース