巨人 丸の起死回生同点弾が空砲に…延長10回、守護神・大勢がまさかの2失点で3敗目

[ 2022年9月9日 21:42 ]

セ・リーグ   巨人1―3中日 ( 2022年9月9日    東京D )

<巨・中>10回から登板も勝ち越され2失点で降板する大勢(撮影・沢田 明徳)
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 逆転でのCS進出を目指す5位巨人は、最下位・中日に延長10回1―3と敗れ、連勝が2でストップ。0―1の9回、丸が起死回生の25号ソロを放ち延長戦へもつれ込んだが、若き守護神・大勢(本名:翁田大勢)投手(23)がまさかの2失点で3敗目。1死一、三塁から阿部に決勝点となるスクイズを決められるなど味方の守備の乱れも影響し、1死しか取れないまま2失点(自責点1)で途中降板した。

 ハーラートップ12勝の青柳(阪神)を1差で追う戸郷は5回無失点と好投。4、5回と得点圏に走者を背負うも落ち着いたマウンドさばきで後続を打ち取った。しかし6回、2死一、三塁からA・マルティネスにこの日最速タイ148キロ“渾身の速球”を中前へ弾き返され、1点を先制された。戸郷は7回130球、打者28人に対し被安打5、奪三振5、与四球2、1失点と熱投したが12勝目はお預けとなった。

 打線は中日先発・大野雄の前に沈黙。初回から3回まで3イニング連続得点圏に走者を進めるも、あと一本が出ず。4回まで3併殺とチャンスを潰した。それでも9回、先頭の丸が守護神R・マルティネスから25号同点ソロを放ち試合を振り出しに戻した。

 しかし延長10回、4番手の大勢が崩れ2失点。先頭の岡林を四球で出塁させると二盗も決められ、いきなり無死二塁のピンチ。三好の犠打が一野選となって無死一、三塁とさらにピンチを広げると、続く阿部には初球スクイズを決められ痛恨の失点。さらにバッテリーエラーにより走者を三塁まで進めてしまうと、ビシエドには右前適時打を浴び、ここで降板。大勢は1/3を打者4人に対し被安打1、与四球1の2失点(自責点1)という内容で悔しい3敗目となった。

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