巨人 米国で“浅野詣で”一番乗り

[ 2022年9月9日 06:06 ]

室内で打撃練習をする浅野翔吾
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 9日(日本時間10日)にアメリカ・フロリダで開幕する第30回WBSC U18ベースボールW杯に出場する日本代表は現地時間の8日午後、開幕前最後の全体練習を行った。

 フロリダ州ブレーデントンにあるパイレーツの施設・パイレートシティー内にある往年の名選手、ホーナス・ワグナーやロベルト・クレメンテの名を冠したグラウンドで練習予定だったが大雨に見舞われ、割り当てられたのは6つ並ぶ室内の打撃ゾーン2つ分だけ。チャイニーズ・タイペイ、オーストラリアと分け合う形で2時間、打撃練習などで汗を流した。

 この日朝、巨人・岸敬祐スカウトが現地に到着。8日にプロ志望届提出者一覧に公示された高松商・浅野翔吾らを視察に訪れた。スーパーラウンドの第1戦まで滞在予定で、浅野について「身長を感じさせないぐらいの力を持っているなというのが最大の魅力。プロ野球にしても場所も環境も変わるところでやらないといけないので、どこまで順応できるかという部分は非常に大切。食事面がいちばん選手たちにとっては大変かなと思うんですけど、そこをいかに工夫して、体調面、コンディションを整えるかというところはすごく大事かなと思っているので、そこはしっかり見させてもらいたいと思います」と高く評価しつつ、最終チェックをする予定だ。

 高校通算67本塁打の今秋ドラフト1位候補も打撃練習で快音を響かせ呼応。「木のバットでアピールして、今までの中でいちばんいい評価をしてもらえれば、自分の中でもいいかなと思います。選んでもらったところで全力でやりたい」と12球団OKの姿勢で、世界に挑んでいく。

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2022年9月9日のニュース