広島 逆転負けで6連敗 緊急昇格の大盛攻守で奮闘も実らず

[ 2022年8月24日 21:22 ]

セ・リーグ   広島2―6ヤクルト ( 2022年8月24日    神宮 )

<ヤ・広>5回、ソロを放つ大盛(撮影・尾崎 有希)
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 広島が24日のヤクルト戦に逆転負けを喫し、6連敗となった。コロナ禍で主力不在と苦しい状況下の広島で、緊急昇格の大盛が攻守で奮闘した。秋山が23日に発熱(PCR検査では陰性)のため登録外。代替選手として1軍に招集され、即日で「7番・中堅」に抜てきされた。

 2回無死満塁では中村の中飛をワンバウンドで好返球し、三塁走者・村上の本塁突入を阻止。2点を勝ち越された直後の5回には高梨の直球を左翼席へ打ち込んだ。20年10月6日の阪神戦以来、687日ぶりのプロ3号。「感触良く打つことができた。点を取られた後の回だったので、まず1点すぐ返すことができて良かった」とうなずいた。20年10月3日にプロ1号を放った神宮球場で躍動した。

 5連敗からの脱出を託された九里は初回先頭の塩見の打球が右手に直撃する不運な滑り出しだった。3回は宮本に同点二塁打を浴びて18イニングぶりの失点。自らの失策で走者を背負った4回は塩見と山崎の連続長打で2点を奪われ、直後の打席で代打を送られた。2番手のフランスアも3失点を許して完敗。最下位の中日とのゲーム差も1となった。
 

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2022年8月24日のニュース