大谷 2年連続規定打席に到達 中5日6戦登板で41イニング投げればダブル規定到達

[ 2022年8月24日 02:30 ]

ア・リーグ   エンゼルス1―2レイズ ( 2022年8月22日    セントピーターズバーグ )

<レイズ・エンゼルス>ベンチで笑顔の大谷(撮影・大森 寛明)
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 エンゼルスの大谷翔平投手(28)は22日(日本時間23日)、ウイルス性胃腸炎の影響でレイズ戦の6回に代打のみの出場。空振り三振だったが、今季502打席とし2年連続の規定打席に到達した。大リーグ史上初のダブル規定到達となる規定投球回数162回まではあと41回。次回登板は27日(同28日)のブルージェイズ戦に決まった。

 とっておきの代打だった。1点を追う6回2死一、二塁。フィル・ネビン監督代行が「我々のベストチャンス」と振り返った好機で代打・大谷を送った。

 左腕ビークスの初球、外角低めの91マイル(約146キロ)のチェンジアップは際どいコースだったが、ストライク。大谷が天を仰ぎ、監督代行が「1ボールと思ったが1ストライク。大きな違いだ」と言った一球からカウント1―2と追い込まれて、同じチェンジアップで空振り三振に倒れた。この打席で2年連続規定打席に到達。昨年より5試合早い118試合目の到達は、降板後にDHで出場できる「大谷ルール」導入の影響が大きい。

 期待されるのは前人未到の投打のダブル規定到達だ。ウイルス性胃腸炎のため前日のタイガース戦は4回で降板したが「翔平の状態はいい。土曜日(27日)の先発登板に備え(22日は)通常に戻る」とネビン監督代行。中5日の間隔だと今季の残り登板は7試合で、あと41イニングの規定投球回には1試合平均6回が必要となる。(笹田幸嗣通信員)

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2022年8月24日のニュース