グリフィー氏、ペティット氏ら超大物入閣 WBC米代表コーチ陣は選手&指導者でメジャー経験年数139年

[ 2022年8月24日 07:45 ]

ケン・グリフィー氏
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 来年3月に開催される第5回WBCの米国チームのコーチングスタッフが23日(日本時間24日)に発表された。打撃コーチにケン・グリフィー氏(52)、投手コーチにアンディ・ペティット氏(50)と超大物が入閣する。

 グリフィー氏はオールスター選出13度、ゴールドグラブ賞獲得10度、4度の本塁打王に輝き、97年にはア・リーグMVPに選ばれた。06年、WBC第1回大会には選手として出場、打率・524、3本塁打、10打点の大暴れだった。プロでコーチの仕事をするのは初めて。ペティット氏は先発投手としてヤンキースとアストロズで活躍。公式戦で通算256勝だが、それ以上によく知られているのはポストシーズンゲームに強いこと。通算44試合に先発し、19勝はポストシーズンの最多勝記録で、ヤンキースの5度のワールドシリーズタイトルに大きく貢献した。

 他には、ホワイトソックスとメッツで監督を務めたジェリー・マニュエル氏(68)がベンチコーチに、ヤンキースなどで252セーブを挙げ、ジャイアンツの投手コーチとして3度の世界一に貢献したデーブ・リゲッティ氏(63)がブルペンコーチ、エンゼルスとドジャースでコーチを務めているディノ・イーベル氏(56)が三塁ベースコーチ、ルー・コリアー氏(49)が一塁ベースコーチとなった。MLB公式サイトは選手、指導者としてのメジャーでの経験年数を足し合わせると139年にのぼり、10度のワールドシリーズタイトルに貢献と報じている。

 マーク・デローサ監督(47)は「このメンバーと一緒に戦えるなんてこれ以上エキサイトできることはない。知識と経験の豊富さ、人柄、彼らがクラブハウスに持ち込んでくれるものが我々の成功に不可欠。3月が待ち遠しい」と話していた。

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2022年8月24日のニュース