京大　悲願の優勝には「水口の力必要」　プロ志望1メートル94の長身右腕、近田監督がキーマン指名

京大・水口創太
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　9月3日に開幕する関西学生野球秋季リーグのプレス発表会が23日に大阪市内のホテルで開かれた。今春に一時2位浮上（最終順位は5位）の健闘だった京大・近田怜王監督は新リーグ（82年発足）初優勝へのキーマンに今秋ドラフト候補の152キロ右腕・水口創太を指名した。

　「秋に頑張ってプロ（を目指せる）という立場。行きたい気持ちの強さで頑張ってほしい。彼の力は必要」

　1メートル94の長身右腕で、春季リーグ戦では病院実習のため4試合で計7イニングのみ。今夏は新型コロナウイルス濃厚接触者になるなど、「4割ぐらい」（同監督）の仕上がりでも、フル回転が求められる。プロ志望届の提出予定は変わらず、背番号11の働きが京大の浮沈を左右しそうだ。