日本ハムは今季最多タイの7連敗 拙守に新庄監督「センスです、これは」

[ 2022年8月24日 17:24 ]

パ・リーグ   日本ハム4―5オリックス ( 2022年8月24日    帯広 )

<日・オ>帯広の森野球場全景(撮影・高橋茂夫)
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 日本ハムは拙守が響き、1分けを挟む今季最多タイの7連敗。借金は今季ワーストを更新する23に膨らんだ。新庄剛志監督(50)は「慣れてないって言っても、小さい頃から外でやっている訳だし。プロに入ったから難しくなったという風でもない。センスです、これは」と、試合後に指摘したのは5回の守備だ。

 2点を追う4回に3点を奪って逆転に成功。先発の上原が勝利投手の権利まで、あとアウト1つに差し掛かった2死三塁。迎えた中川圭は一塁ファウルゾーンへの飛球で打ち取ったかと思われたが、風で目測を誤った一塁手の清宮が落球した。これで上原の緊張の糸が切れたかのように、次のボールで左越えの逆転2ランを被弾。さらに吉田正、頓宮に連続二塁打を浴び、この回3失点で降板した。

 清宮は失策がつかなかったが、指揮官は「(バックスクリーンの)旗見たら分かるでしょ」と、風の影響は一蹴した。0―0の4回も郡、近藤の連続失策が絡んで2失点。日没コールドとなった前日の釧路に続き、慣れない地方球場とは言え「こういうグラウンドでいいプレーができる選手に育って欲しい。自分のプレッシャーに勝って、上に上がっていかないとね。これがプロ野球という世界だから。みんなそう。レギュラー取っている子たちは、それを物にして何年間もレギュラーを取れているので」と、厳しい口調で語った。

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2022年8月24日のニュース