巨人・井上温大 プロ初先発初勝利ならず…自責1も5回途中3失点で降板

[ 2022年8月24日 19:39 ]

セ・リーグ   巨人―中日 ( 2022年8月24日    東京D )

<巨・中>3回、石橋に適時二塁打を許して肩を落とす井上(撮影・白鳥 佳樹)
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 巨人の井上温大(はると)投手(21)が24日の中日戦(東京D)でプロ初先発。自責点1ながら4回1/3を8安打3失点でリードを許したまま降板。初勝利はお預けとなった。

 プロ4試合目で初先発となった高卒3年目左腕の井上は初回、いきなり3連打を浴び1失点。なおも無死一、三塁からビシエドを空振り三振に仕留めるも、続く平田の打席で味方の失策から失点。一走・阿部をけん制により一、二塁間で挟み、その間に三走・溝脇が本塁へ突入。これを防ごうとした吉川が本塁へ悪送球してしまい、2点目を失った。

 3回は2死一、二塁から石橋に左翼線への適時二塁打を浴び1失点。5回、ビシエドに左前打を浴び、1死一、二塁したところで降板。プロ初先発は4回1/3を打者22人に対し92球、被安打8、奪三振7、与四球1の3失点(自責点1)という内容。

 初回から苦しい登板となったがレビーラ、土田、松葉、岡林と4者連続三振を奪う場面も。この日は最速148キロだったが球速以上に伸びのある速球とキレのあるスライダーを披露。初勝利こそお預けとなったが“将来性”を感じさせる投球だった。

 ▼井上 立ち上がりは打者と勝負する前に自分と戦っていて自分の投球ができませんでした。イニングを重ねるごとに自分の投球ができるようにはなりました。今日の試合を今後に必ず生かしていきたいです。

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