侍・栗山監督がU―15日本代表を激励「世界一を目指してください」

[ 2022年8月24日 04:00 ]

U-15野球日本代表の選手たちを激励する栗山監督(右)(撮影・西海健太郎)
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 侍ジャパンの栗山英樹監督(61)が23日、さいたま市内で「第5回WBSC U―15ワールドカップ」(26日開幕、メキシコ)に出場するU―15日本代表を激励。「我々と同じユニホームを着ているので仲間です。世界一を目指してください」とエールを送った。

 来年3月のWBCへ向けては「来月に入ったら個別に選手と話していく」と11月の強化試合を前に国内の選手らと面談する意向を明言。夏の甲子園で仙台育英が東北勢初の日本一に輝いたことについては「地域に関係なく野球が真っ平らになった。新しい高校野球のスタートになる」と称賛した。

 ≪U―15・鹿取監督、初優勝目指す≫「WBSC U―15ワールドカップ」に出場するチームを率いるのは巨人、西武で活躍した鹿取義隆監督(65)で「U15はまだ優勝していない。そこを目指してチームをまとめたい」と抱負。本田翔輝(とき)主将(14)は「20人全員で世界一を獲りにいきたい」と意気込みを語った。

 ≪21日胃腸炎押して出場の大谷に「休んで」≫栗山監督はエンゼルスが大谷のWBC出場を容認したことについて「僕がどうこう言うことではない。最終的に勝ちやすいチームをつくるのが僕の仕事」と慎重に言葉を選んだ。21日のタイガース戦は胃腸炎にもかかわらず先発したことに「休んでください」と冗談交じりに話すと「本人はどんな状況でも試合を休むと絶対言わないので心配はしています」と日本ハム時代の教え子を気遣っていた。

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2022年8月24日のニュース