薬物違反で出場停止処分のパドレス・タティス 発表から11日後にチームメートに陳謝

[ 2022年8月24日 09:25 ]

取材対応したフェルナンド・タティス(AP)
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 禁止薬物違反で12日にMLBから80試合の出場停止処分を受けたパドレスのフェルナンド・タティス内野手(23)が23日(日本時間24日)にペトコパークのクラブハウスでチームメートに陳謝した。その後ダグアウトに現れ、AJ・プレラー編成本部長と並んで約25分間、取材対応した。ニューヨークタイムス紙が報じた。

 タティスは「悪いのは自分。間違いを犯したし、たくさんの人をがっかりさせて本当に申し訳ない。多くの人の好意も無にした。今の気持ちを忘れない。こんなことは二度と起こさない」とコメント。プレラー本部長は「フェルナンドとは間違いを犯すということについて、たくさん話をした。間違いをしない人間はいない。私自身もこのチームのGMとしてたくさんの間違いをした。大事なことはその経験から何を学ぶかだ。そこからいかに成長するか、これから先何をするかなんだ」と説明した。

 タティスの出場停止処分の80試合のうち、48試合は今季の公式戦中にカウントされ、パドレスがポストシーズンに勝ち進めば、その試合数も数えられる。来季の開幕後、残りの試合数分、引きつづき処分を受けることになる。

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2022年8月24日のニュース