青学エースの中山秀征次男・脩悟、気迫の122球完封!スタンドから勇姿見届けた父は涙

[ 2021年7月14日 05:30 ]

第103回全国高等学校野球選手権東東京大会2回戦   青山学院2ー0立志舎 ( 2021年7月13日    都営駒沢球場 )

<青山学院・立志舎>完封した中山秀征の次男・脩吾。帽子のつばには「前代未聞」の文字
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 青山学院はタレント・中山秀征(53)の次男でエースの脩悟(3年)が気迫の完封勝利。主将で4番も務める右腕が5三振を奪い、122球を投げ抜く熱投を見せた。

 コロナ下の昨年に開催された東東京の独自大会は学校の判断で辞退。「悔しかったけれど、切り替えて“上を向いていこう”」とチームを鼓舞。この日の朝には父から「去年出られなかった分、運をためているから、自信を持っていけ」と送り出された。再三走者を背負うも気合十分。最速138キロの直球でピンチを脱するたびに吠え、打撃でもヘッドスライディングで内野安打をもぎとった。

 スタンドで息子の勇姿を見届けた秀征は「選手たちはつらい思いをしてきた一年…」と涙。昨年の自主練習期間中にキャッチボール相手も務めたが「もう捕れないですね」と成長を喜んでいた。(青森 正宣)

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