ドラフト候補の真颯館・松本が6回無失点の快投 雄星に憧れる左腕「次はストライク先行でいきたい」

[ 2021年7月14日 05:30 ]

第103回全国高校野球選手権福岡大会3回戦   真颯館9ー0田川(7回コールド) ( 2021年7月13日    筑豊緑地 )

<真颯館・田川>6回無失点の好投を見せた松本翔
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 今秋ドラフト候補で福岡・真颯館の最速146キロ左腕、松本翔投手(3年)が先発し、6回3安打無失点と好投。「バラツキはあったが、ストレートは走っていた。真っすぐ中心に投げた」と話した。

 実家は球場から車で約10分という地元で初戦に続き先発。3者凡退は3回のみだったが、威力のある直球に加えスライダーと、「三振を狙いにいった」というスプリットなどで4三振と要所を締めた。3ボールになる場面と3四球を反省し、「次はストライク先行でいきたい」と誓った。

 末次秀樹監督によると、NPB10~11球団が視察済みという左腕。マリナーズの菊池雄星にあこがれており、「ストレートの威力と変化球の完成度。全てがいいので」と目標にしている。今秋にプロ志望届を提出予定だ。真颯館は旧校名の九州工では2度(70、94年)夏の甲子園出場があるが、99年に現校名になってからは出場がないだけに、エースの松本翔が引っ張る。(杉浦 友樹)

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2021年7月14日のニュース