400m個メでパリ切符の17歳・成田実生「最高の気分」パワーアップ奏功「もっと速くなりたい」

[ 2024年3月19日 20:40 ]

競泳パリ五輪代表選考会第3日 ( 2024年3月19日    東京アクアティクスセンター )

<国際大会代表選考会>女子400メートル個人メドレー、五輪出場を決めた成田(左)と谷川(撮影・岡田 丈靖)
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 女子400メートル個人メドレーで17歳の高校2年生、成田実生(金町SC)が4分35秒40で派遣標準記録(4分38秒53)を突破して優勝し、初の五輪代表に決まった。

 「絶対にパリに行くんだという強い気持ちで泳いだ。最高の気分」と17歳は胸を張った。

 今大会で同じ高校生の平井瑞希がパリ五輪代表に内定。「瑞希が大ベストを出して。絶対に次は私も、という気持ちになった」と振り返った。

 水の抵抗が少ない泳ぎが持ち味。泳ぎの姿勢や正確な動きの再現性を高める反復練習に割く時間が多い。昨季まではベンチプレスでは重りをつけないバー(20キロ)を持ち上げることができなかったが、今季からウエートトレーニングにも着手。体を重くしすぎないように注意を払いながらパワーアップも図っている。

 東京五輪女王の大橋悠依を破ってパリ切符をゲット。「やっとスタートラインに立てたので、もっと速くなりたいという気持ちを持って泳ぎたい」と“花の都”を見据えた。

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