豊昇龍 結びの一番での立ち合い変化に場内騒然 「あんなことしなくても強いでしょ」SNSでは賛否

[ 2024年3月19日 19:49 ]

大相撲春場所10日目 ( 2024年3月19日    エディオンアリーナ大阪 )

<大相撲春場所10日目>豊昇龍は上手投げで若元春(手前)を破る(撮影・奥 調)
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 大相撲春場所は19日、エディオンアリーナ大阪で10日目の取組が行われ、大関・豊昇龍(24=立浪部屋)が関脇・若元春(30=荒汐部屋)を上手投げ下し7勝目。V争い生き残りへ3敗を死守した。

 この日は全勝の新入幕・尊富士が1敗の大の里との直接対決を制した一番など白熱の取組が多く展開された。迎えた結びの一番だったが勝負は一瞬。豊昇龍が立ち合いで右に素早く変化し対応できなかった若元春を破った。場内は騒然となり、ため息混じりのざわつきがしばらく収まらなかった。

 ABEMA大相撲中継で解説を務めた元幕内・豊山の小柳亮太氏は「うーん。気持ちはわかるんですけどね。その一言ですね」と物足りなさを表す。「対応できなくはなかったと思うので、若元春さんも。もうちょっと頭に入れといてもよかった」とも指摘したが、豊昇龍に「内容も含めて頑張ってもらいたいと思います」と残りの5日間での取組に期待していた。

 SNSでも「大関にはやってほしくなかった」「だめじゃないけどかっこ悪い」「今日は好取組が多かったのに超残念」「あんなことしなくても強いでしょあなた」など批判の声が上がった。一方で「素早く右に動いた豊昇龍の動きは凄かった」「正直見事だと思ったし大満足の一番」「頭を使って勝った」「色々言われ続けても自分は豊昇龍関を応援し続けるぞ」などと擁護する声も上がっていた。

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