堀米雄斗 地元の“主催大会”で自らV「自分の滑りできてうれしい」スケボーUPRISING TOKYO

[ 2023年5月28日 14:28 ]

スケートボード・ストリート UPRISING TOKYO 最終日 ( 2023年5月28日    東京・有明アリーナ )

<スケートボード・ストリートUPRISING TOKYO最終日 男子決勝>3回目、トリックを決める堀米(撮影・光山 貴大)
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 男子決勝が60秒間のラン3本のベストスコアを争う方式で行われ、東京五輪金メダルの堀米雄斗(MIXI)が3本目に87・94点を出し、逆転で優勝を果たした。

 1本目に80・81点、2本目に75・48点を出していた堀米だが、いずれもメインレールを使った最終トリックで着地に失敗していた。3本目は最後にメインの縁石を使ったトリックに変更。見事着地まで決めると、思わず右手を挙げてガッツポーズを繰り出した。

 場内インタビューに応じた堀米は、「本当に自分の滑りができてうれしいし、日本で多くのお客さんが見てくれてうれしい。サポートしてくれた人にありがとうと言いたい。また会いましょう」と語り、スタンドを沸かせた。

 大会は堀米と戦略的パートナーシップを結ぶ楽天グループがタッグを組み、スケボーのみならずアートやファッション、エンタテインメントを融合したイベントとして開催。会場も堀米の地元・東京都江東区にあり、東京五輪ではバレーボールが行われたレガシーである有明アリーナだった。

 無観客開催だった五輪から2年。下町生まれのヒーローが、金メダルとともに喝采を手に入れた。

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