豪ノ山 十両6場所目で初優勝 本割・北の若、優勝決定戦・落合に1日2勝 名古屋場所での新入幕に弾み

[ 2023年5月28日 16:28 ]

<夏場所千秋楽>十両優勝決定戦で落合(右)を下す豪ノ山(撮影・島崎忠彦)
Photo By スポニチ

 大相撲夏場所千秋楽(2023年5月28日 東京・両国国技館)東十両筆頭の豪ノ山(25=武隈部屋)が本割で西十両10枚目の北の若(22=八角部屋)、優勝決定戦で西十両8枚目の落合(19=宮城野部屋)を共に押し出し、十両6場所目で初優勝した。14勝を挙げたことで名古屋場所(7月9日初日、愛知県体育館)では大きく番付を上げて新入幕する。

 この日朝稽古後、師匠の武隈親方(元大関・豪栄道)からは「2番取るつもりで。自分の相撲を取れば問題ない」とアドバイスされて臨んだという。同じく1敗だった落合に取りこぼしはないとの戒めで、当初から優勝決定戦を頭に入れての千秋楽になった。

 場所前、出稽古にきた西前頭16枚目の王鵬(23=大嶽部屋)との三番稽古が好成績に結びついたと振り返り、「この突き押し相撲でいきたい。まわしにこだわらず馬力を磨きたい」と意欲を語った。

続きを表示

「羽生結弦」特集記事

「テニス」特集記事

2023年5月28日のニュース