Bリーグ琉球　再延長制した！W雪辱に王手　千葉Jに競り勝ち

BリーグCS決勝第1戦   琉球96－93千葉J （ 2023年5月27日    横浜アリーナ ）

＜千葉J・琉球＞第1クオーター、3点シュートを決める琉球・今村
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　年間王者を決めるプレーオフ決勝第1戦（2戦先勝方式）が横浜アリーナで行われ、悲願の初優勝を目指す琉球（西地区1位）が、2年ぶり2度目の頂点を狙う千葉J（東地区1位）に再延長戦にもつれる激戦の末、96―93で競り勝った。昨季は決勝で宇都宮に敗れて準V。3月の天皇杯決勝も千葉Jに敗れて頂点を逃しており、2つの雪辱を果たす優勝に王手をかけた。第2戦は28日に行われる。

　第4Q残り10・2秒からのプレーで3点シュートを決められ、延長戦に突入。つかみかけた白星が一度は手元から離れたが、琉球の集中力は切れなかった。延長戦まで8得点にとどまっていたエース今村が再延長だけで6得点。「試合を通して乗り切れない部分もあったが、最後は自分にボールを集めてくれた。責任があるし、覚悟を持ってプレーした」と振り返った。

　今季レギュラーシーズン（RS）で延長に突入した試合は全勝で、CSでも勝負強さを発揮した。CS決勝は2戦先勝方式となった20～21年以降第1戦を制したチームが優勝。悲願の初Vを視界にとらえたが、司令塔の岸本は「試合展開的に相手の方がダメージは大きいと思うが、明日は倍ぐらい強いチームが来ると思って戦う」と気を引き締めた。

　▼千葉J・富樫勇樹　ここでギブアップするようなチームではない。この状況でもまだ自信はある。（両チーム最多31得点も及ばず）