山中湖ロードレース ハーフは一般男子・風見 一般女子・山口が制す

[ 2023年5月28日 16:31 ]

<山中湖ロードレース>記念撮影をする山中湖一周の部で優勝した(前列左から)桃沢、松本、ハーフマラソンの部で優勝した(後列左から)風見、山口(撮影・藤山 由理)
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 第43回山中湖ロードレース(スポーツニッポン新聞社など主催)が5月28日行われ、8044人がエントリーした。4年ぶりの開催となったハーフマラソン(21・0975キロ)一般男子は風見尚(40)が1時間9分3秒で初優勝、同女子は山口遥(35)が1時間17分21秒で制し、“10連覇”を達成した。山中湖一周(13・6キロ)一般男子は19年ハーフ覇者の桃沢大祐(30)が43分8秒で制し、同女子は初参加の松本恭子(52)が52分30秒で優勝した。

 <ハーフマラソン一般男子>風見は3度目の出場で初優勝。12キロ地点から先頭集団で積極的なレースを展開し「及第点。うれしいです」と涼しい顔。18年にはサロマ湖100キロウルトラマラソンを6時間9分14秒で走り、当時の世界記録をマークした猛者。今年4月に40歳を迎えたが、7月の100キロアジア・オセアニア選手権では日本代表として出場予定。「今回、縁起の良い大会で優勝できた。18年のようにまた(世界)記録が出ちゃうかもしれませんね」とおどけた。

 <ハーフマラソン一般女子>富士の景色が似合う女王が戻ってきた。山口は4年ぶり開催のレースで“10連覇”を達成し「楽しみにしていたけど、V10が懸かっていたので勝手にプレッシャーをかけていた。無事に達成してほっとしている」と頬が緩んだ。「坂道やクロスカントリーで足腰を鍛えた」というトレーニングが、起伏の激しいコース攻略に生きた。節目の記録を成し遂げたが「来年も参加したい」と11連覇を目指している。

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