【東京マラソン】25歳・山下一貴が日本人トップ「おぉ~」日本歴代3位!!大迫に勝ってMGC出場権獲得

[ 2023年3月5日 11:15 ]

東京マラソン ( 2023年3月5日    東京都庁~東京駅前 42・195キロ )

<東京マラソン>ゴールする山下(右は其田)(撮影・西海健太郎)
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 男子はマラソン3回目の山下一貴(25=三菱重工)が、日本歴代3位となる2時間5分51秒(速報値)で日本人トップの7位に入った。デソ・ゲルミサ(エチオピア)が2時間5分22秒で優勝した。

 前半は鈴木健吾(富士通)が保持する2時間4分56秒を上回るペースで推移。だが、その後はペースが上がらず、30キロを過ぎて井上大仁や山下の三菱重工勢が前に出る展開となった。終盤は山下と前日本記録保持者の大迫傑(ナイキ)との日本人トップ争いに。終盤に突き放してフィニッシュした。

 レース後、山下はタイムを聞くと「おぉ~」と笑顔。きつかったところを問われると「42キロからの195、(ラスト)200メートルですかね。時計があったので30秒と見えたので、5分台出せると思って頑張った」と話した。

 山下は21年びわ湖毎日が2時間8分10秒、22年大阪が2時間7分42秒。東京で大幅に自己ベストを更新し、パリ五輪の代表選考会となる「マラソン・グランド・チャンピオンシップ(MGC)」の出場権を獲得した。「近い目標としてMGCがあるので代表になれるように頑張りたい」。大迫に先着したことを自信に、夢舞台を目指していく。

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2023年3月5日のニュース