神戸　ホルテン・ヘッドコーチ「数字的にプレーオフにいく可能性は非常に難しくなった」

ラグビーリーグワン第10節   秩父宮 （ 2023年3月4日    神戸12ｰ51BL東京 ）

　各地で3試合が行われ、神戸は敵地でBL東京に12―51で敗れて2連敗を喫した。前半はきっ抗した戦いをしながらも、後半に崩れた。7位に後退、4位以上が勝ち上がるプレーオフ進出が絶望的となった。首位の埼玉は2位の東京ベイを30―15で退け、無傷の10連勝。BR東京は東葛を54―7で下した。

　神戸が痛すぎる1敗を喫した。4勝5敗同士の対戦となったBL東京戦。前半は互角に渡り合いながらも、後半途中から失速する。終わってみれば計7トライを献上して39点差の大敗。4位横浜との勝ち点差は14に開き、ホルテン・ヘッドコーチは「もちろん諦めることはしないが、数字的にプレーオフにいく可能性は非常に難しくなった」と現状を受け止めた。

　先発予定だった南アフリカ代表No・8クッツェーが外れ、前節は脳振とうの疑いで途中交代した日本代表SO李が欠場。代わってNo・8コストリーとSO日下が初先発したが、層の厚さを示すことはできなかった。「この結果を受け止めて、どれだけ修正して次につなげるか」と同ヘッドコーチ。残り6試合で意地を見せるしかない。