東葛は2季目の初勝利へ開幕戦に照準 新主将レメキ「絶対に勝つ」ラグビー・リーグワン会見

[ 2022年11月28日 17:49 ]

<リーグワン・プレスカンファレンス>開幕戦で対戦する東葛・レメキ(左)と花園・クーパーはお互いにチームノピンバッジをつけあう(撮影・篠原岳夫)
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 12月17日に2季目のシーズンが開幕するラグビー・リーグワンの開幕直前メディアカンファレンスが28日、東京都内で全23チームの選手を集めて行われ、東葛からは今季主将に就任したバックスのレメキ・ロマノラヴァが出席。「最初(の試合)にチャンスがあるので、絶対に勝ちたい。勝てば乗っていける」と開幕初戦となる12月18日の花園戦(千葉・柏の葉公園総合競技場)に照準を定めた。

 リーグ創設1年目の昨季も1部で戦った東葛だが、レギュラーシーズンでは第2、3節の不戦勝を除き未勝利。実際に行われた試合では勝利がなかっただけに、チームは“初勝利”に飢えている。昨季は開幕前の不祥事に揺れただけに、レメキも「今年はまだ誰も悪いことをしてない」と話してニヤリ。一時は60人近かった選手が43人まで絞り込まれたことで一体感も生まれているといい、「雰囲気はいい。リーダー陣も去年は多かったが、今年は3、4人にしてやりやすくなった」と話した。

 プレシーズンマッチでは26日の昨季王者・埼玉戦で引き分けるなど、仕上がりも順調。バックスリーが本職のレメキは、今季もSOやCTBなど試合ごとに役割が変わりながらも、“盛り上げ役”ぶりは健在。「(主将として)思っていることを話すだけ。みんなをバーベキューに呼ぶし、チームに壁はない」と自然体で、15人制ではラグビー人生初という主将を務め上げる。

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2022年11月28日のニュース